最初は別のところへ電話しましたが、対応が悪く、いつ病院へお迎えに行けるかわからないという回答でアートエンディングさんへ電話しました。とても対応が良く、すぐ行きますとの返事。

初めてのことで不安の中、最初は別のところへ電話しましたが、対応が悪く、いつ病院へお迎えに行けるかわからないという回答でアートエンディングさんへ電話しました。とても対応が良く、すぐ行きますとの返事。
ドキドキしながらの葬儀の説明、火葬場が一週間後との事でしたが、車イスの母の事を考えると場所を変えることが出来ず、越谷の本店で安置していただきとても助かりました。一日葬でしたが、納棺式もつくば営業所でていねいにやって頂きました。
葬儀もすばらしい祭壇で父も大変喜んでいると思います。本当にありがとうございました。

アンケートにお答え頂きまして、ありがとうございました。

万が一の際、何もわからず病院から葬儀社に電話で連絡をする事は、大切な方を亡くされた直後ということもあり、不安が大きいかと思います。

その電話での葬儀社の対応がスムーズではなく安心感の持てる対応では無かった場合、不安は更に募る事になります。

私共では、最初の電話での対応で安心して頂ける様な対応を徹底しております。ご家族の心中を察し、様々なご事情に合わせた安心の対応を心掛けております。

これからも、ご家族の気持ちに寄り添う対応を肝に銘じ、お手伝いをさせて頂ければと思います。

関わる全ての方が良いお葬式だったと感じて頂けるようなサービスを心掛けていきます。

 

 

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小川さんは第一印象からとても感じが良く、素直に話を聞くことができました。

私は仕事で営業をやっておりまして、いろいろ買い物をするとき等、「人」を見るクセがついているのですが、小川さんは第一印象からとても感じが良く、素直に話を聞くことができました。
資料等を分かりやすく、打合せに何の不満もありません。あえて何かといえば、打合せのトークや説明の仕方、順番など、もっと良くなる方法はあると思いますので、お客様から色々な意見を聞いて更に良い会社にしていって下さい。(すでに良い会社だと思いますが…えらそうなこと言ってすみません)

アンケートにお答え頂きまして、ありがとうございました。

 

私たちの仕事は、普段とは違う状況で初めて会うことになりますので、第一印象は特に大切かと思います。

その中で、第一印象から打合せまで、安心してお話しが出来たことは、本当に良かったです。

大切な方をお見送りするご葬儀で、余計な心配や不満を抱かせるような対応はあってはならないことに思います。

これからも、ご家族の気持ちに寄り添う対応を肝に銘じ、お手伝いをさせて頂ければと思います。

関わる全ての方が良いお葬式だったと感じて頂けるようなサービスを心掛けていきます。

 

 

 

 

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神道

〇神道

神道は、日本民族の古来の自然信仰を基礎としており、神秘で畏敬の念を抱かせるものを広く神として信仰の対象としてきました。したがって、神社にはさまざまなものが神として祀られていて、「八百万の神」と言われるほど多彩です。自然発生的に生まれた信仰で、遅くても弥生時代に原初的な形をとり、古墳時代に民俗宗教としての形態を整えたと思われます。

「神道」という語は、「日本書紀」(8世紀)に初めて現れますが、これは外来宗教である「仏法」(=仏教)への対語として在来の民族宗教を自覚してのものでした。

現在教団として活動しているものには、①神社を中心とした「神社神道」と②江戸時代後期以降に誕生した「教派神道」とに分かれます。この他、宗教団体を結成しない、家庭や個人の「では民族神道」を加える考え方もあります。

 

〇神社神道

神社をしばしば「氏神」ということがありますが、神社は必ずしもある家系に特有の神を祀っていたわけではありません。近世以降は地域を守護する鎮守の神、産土の神を意味し、「明治初期には、全国の神社の数は、旧村落の大字村の数18万余に近かった」(文化庁「宗教年鑑」)と言われるほど、地域共同体と密接な結びつきがありました。今、神道の信者である「氏子」の数の合計が日本人の総人口とほぼ等しいのは、各神社がそのエリアに住む人々を全て「氏子」とみなして計算しているからです。

神社が教団のような形態をとったのは国家の管理を離れた1946(昭和21)年以降のことです。

神社神道の宗教教団で最大のものは、大日本神〇会、皇典講究所、神宮奉斎会の民間3団体が中心になって結成された神社本庁です。約8万の神社のうち99.6%が神社本庁に加盟しています。

この他、近畿を中心とした神社本教、広島を中心とした神社産土教、北海道の北海道神社協会、御嶽神社中心の木曽御嶽本教、石鎚本教など合計16の宗教団体があります。

〇教派神道

教派神道とは「神道的宗教伝統の中から特定の組織者・創唱者を中心とし、彼らの教説や宗教体験に従う信者からなる組織宗教」(文化庁「宗教年鑑」)で、江戸時代末期以降、民衆自体が教団組織を形成してきました。

明治時代に公認されたのは「神道教派十三派」と言われるものです。黒住教、神道修成派、出雲大社教、実行教、神道大成教、神習教、扶桑教、御嶽教、神理教、禊、金光教、天理教(現在では教派神道系を抜け諸教に分類)、神道大教の13で、現在は主としてこれらの宗教団体の系譜を引くものを教派神道に分類しています。

教派神道、その誕生の由来から次のように5つに分類されます。

1.山岳信仰派(山岳信仰、山岳修行を重視する宗教団体)

富士山信仰の富士講の系譜の実行教、扶桑教、丸山教、富士教、富士本教など、また、木曽御嶽山信仰の御嶽講社の系譜の御嶽教、御嶽教修正派、御嶽山曽間本教、御嶽山大教、いのちの会など。

2.純教祖系(教祖の宗教体験に基づく教えを中心にした宗教団体)

黒住教(黒住宗忠)、金光教(金光大神)、大本(出口なお、出口王仁三郎)、天理教(中山みき)系譜の大道教、世界心道教など。

①黒住教

黒住忠宗(1780~1850)が1814年、「天命直授」と呼ばれる宗教的回心を経験し布教活動を始めたのが最初。一人一人に宗教的覚醒を求めることに特徴があります。

②金光教

金光大神(1814~1883)により幕末期に作られた民衆宗教で、「とりつぎ共同体」である教会を中心に布教活動を行っています。「とりつぎ」は神の人類救済の願いを人に伝え、人の儀を神に祈る救済行為であり、課程とされます。

③大本

出口なお(1836~1918)のお筆先と娘婿の出口王仁三郎(1871~1948)による教義化、組織化という2大教祖を両輪として布教を本格化しました。大正・昭和と2度の弾圧を受けました。

3.禊系(禊ぎによる心身の鍛錬を強調する宗教団体)

禊教、神習教など。

4.儒教系(儒教と復古神道の要素を融合している宗教団体)

神道修正派、神道大成教、またこの系譜の修験道教、天地教など。

5.復古神道系(国学、復古神道の影響を強く受けた宗教団体)

出雲大社教、神理教、神道大教など。

 

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看護師、ケアマネジャーのアドバイス、 アートエンディングが評判が良い

御社を選んだ理由 看護師、ケアマネジャーのアドバイス、アートエンディングが評判が良いと、アドバイス通りです。
感謝しています。

 

アンケートにお答え頂きまして、ありがとうございました。

弊社には、葬儀事業部の他に介護事業部もあります。

それは、一般的に葬儀社は大切な方が亡くなられてから御連絡を受け、そこから関わりを持つのですが、初めて葬儀を依頼する方や、よく解らない葬儀社に依頼をする時のご家族の不安は、とても大きいものだと感じます。

私たちは大切な方を安心してお見送りが出来るように、亡くなられてからの関わりではなく、生前から関わりを持つことで、その様な不安を取り除き、一貫してご家族に寄り添えるサービスの実現を目指しております。

その中で、地域の医療介護関係の方々と関わる場も多くなり、「アートエンディングさんだったら安心出来るよね」という声も頂けるようになってきていると思います。

今後も、地域の方々が安心して暮らせるような社会を構築するために、介護から葬儀までの連携を実現し、社会に貢献していけたらと思います。

 

 

これからも関わる全ての方が良いお葬式だったと感じて頂けるようなサービスを心掛けていきます。

 

 

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社葬の設営と運営

社葬(団体葬)は多数の人が集まるので、動線作りに注意する必要があります。人の流れをスムーズにすることと、参列者や一般会葬者が移動する際に迷うことがないよう、わかりやすい動線を作ることがポイントになります。

・人数を想定して、受付、焼香、答礼などで人の溜まりができないようにする

・入場する人と退場する人が重ならないよう配慮する

・同じ空間を利用するときは、間に垣を設ける

式場内はもちろんのこと、式場外の一般会葬者の動きにも注意する必要があります。担当者を適切な場所に配置して、その情報を集約して適切に進行します。特に予想を超えた一般会葬者があったとき、逆に予想を大幅に下回るとき、雨など天候の変化があったときには注意が必要です。

 

何か問題があったときのために、会社側の担当者とすぐ打ち合わせできる体制をとっておきます。問題があるときは緊急な措置がもとめられますから、例えば担当責任者が司会をしていても別の担当者が対応できるように、それぞれの場所で担当者を決めておきましょう。

あたりまえのことですが、派遣される社員は全てが終了するまで、きちんとして、機敏な態度をとり続ける必要があります。大勢の人の目に晒されますので、どこで誰が見ているかわかりません。態度の悪さは大きな欠点評価につながりますので、普段の社員教育はもちろんのこと、事前にきちんとした確認と指導が必要です。

 

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過去に例の無いほど完璧な対応であったとのお言葉をいただきました

神式でしたが、旧知の司様より、過去に例の無いほど完璧な対応であったとのお言葉をいただきました。

 

アンケートにお答え頂きまして、ありがとうございました。

今回は神式のご葬儀のお手伝いではございましたが、確かに神道でのお葬式は年間を通しても件数自体は多くはありませんので、進行するうえで宮司様もお気を使われる場面が多いのかもしれません。

弊社では、一件一件のご葬儀で起きたことを社内で共有し、どうしたらスムーズな進行となるかを改善していきます。それがマニュアルとなり、滞りない進行に繋がっていると感じております。

お葬式は、ご家族やご親戚、ご参列下さる方はもちろん、お寺様や宮司様にも良いお葬式だったと思って頂きながら、大切な方を見送る空間を作り出していくのが大切に思います。

これからも関わる全ての方が良いお葬式だったと感じて頂けるようなサービスを心掛けていきます。

 

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社葬の企画書(ベース)

○マニュアルの必要性

社葬・団体葬といった大型葬の施行においてマニュアル作成は必須条件となります。

1.発注先の企業。団体との共同作業になるので、相互の意思確認のため

2.多数の人間が動くので、それぞれの役割の明確化と全体の流れの理解のため

3.まちがいを発生させないため

4.仮に事故などが発生したときの対処のため

5.詳細な内容を示すことのよって発注先企業・団体の信頼と安心を得るため

 

○マニュアル作りが企画のプロセス

葬儀施行マニュアルを作るということは、葬儀施行の企画のプロセスそのものです。話し合った内容は紙に記録して、その内容に齟齬がないかを記録上で確認する必要があります。 当該企業においても、打ち合わせ担当者に必ずしも全権が与えられているわけでなく、上に了承を得る必要がでてくるため、口頭だけでなく紙の上に表現することが必要です。

企画は①方針、②全体概要、③詳細な内容の3つに分かれます。

 

○方針

当該企業の社葬に臨む方針が基本となります。大きくは次の6点に分かれます。

1.規模

①予算

②参列者数

③一般会葬者数(予測)

2.内容

①宗教形態(何の宗教に則るか、または、宗教儀礼抜きか)

②葬儀形式(葬儀式+告別式、告別式のみ、追悼会、お別れ会、その他)

③展開形式(ビデオなどを用いるか、音楽をどう使うか、など)

④設営形態(外飾り、祭壇、会場内、など)

⑤遺族、来賓の扱い方

⑥弔辞

3.性格

①基本性格(故人顕彰、企業としての感謝、遺族への慰め中心、などのうちどれをポイントにするか)

②外見(地味に、華やかに、その他)

③その他

4.主要事項

①名称(故人の肩書、名前、葬儀名)

②日時(いつ頃行うか、何時間程度か)

③場所(会社内、斎場、ホール、自宅、ホテル)

④死亡広告等の案内告知方法

⑤供花、香典の扱い

⑥会葬返礼品の扱い

5.体制

①葬儀委員長

②実行委員長

③企業側と施行側の業務の分担

④代理店等の関与

6.その他

①マスコミへの対処法

②その他

 

→方針サンプル部分は別ファイル

→概要と詳細な内容のサンプル部分は別ファイル

 

 

〇マニュアル印刷上の注意

❶大きさは統一する。

A4判に統一した場合、図画で大きいものはB4判(またはA3判)として折りこむ。

❷右開き横組が使いやすい。

図画の連続性を考えると横組も使用しやすい。

❸文字は大きめがよい。

❹修正を簡易に行うためにパソコンで自社作成し、印刷はコピーにする。

❺項目ごとにページを改める。

連続していると見にくいため、多少ページ数は増えても項目ごとにページを改める。

❻図面は1ページに1つを原則とする。

複数の図面があるとかえって見にくくなります。図面ごとに別ページにすれば差し替えが容易です。全体との関連が必要なときは、全体図を1枚つけておくとよいでしょう。

❼修正したときは全部を取り替える。

常に最新版をまとまりとして用意して全部を取り替えるようにします。更新を忘れたり古いものを使用しないよう、表紙に作成・更新日を記入して最新版を確認できるようにしておきます。

❽名前・難しい文字には必ずフリガナをつける。

 

*全体概要は相手企業に提出しますが、遺族と直接連絡がとれる場合は、相手企業の了承を得て事前に遺族側の希望も伺ったうえで作成するのが望ましい。

 

〇進行台本

❶シーン(弔辞、葬儀委員長式辞)ごとにページを改める。

❷シーンごとに時間とタイトルを記入する。

❸中は3つに区分して時間軸を合わせておく。

①主要動作(全体の4分の1大)

②アナウンスおよび主要シーン(全体の2分の1大)

③照明・音楽など演出動作(全体の4分の1大)

*BGMなど始点と終点を線で表現するとよい。

❹動作図などは挟み込みがよい。

台本に図を記入すると窮屈になるため、動作図は別紙で起こし、当該ページに挟み込みにする。

❺名前、難しい文字には必ずフリガナをつける。

(フリガナのミスは許されないので二重、三重にチェックする。)

❻アナウンス部分の文字は手元明かりの関係もあり、大きめがよい。

❼全体概要が1冊のマニュアルとして完成していれば、進行台本は式以外の部分は削除して式動作を中心としたものでもよい。(進行台本段階での修正は全体概要も修正しておく。)

❽製本形式は、ファイルへの挟み込み方式にしておくと、全体概要の必要部分をそれぞれ綴じ込めるので便利。

 

〇作業マニュアル

施行マニュアルは施行を十全に行うためのものですから、相手企業に提出するものだけでなく、施行業者が独自に行う部分についても必要になります。これが「作業マニュアル」です。これについてもきちんと作成して、作業の完璧を期したいものです。施行マニュアルとの関連で各現場責任者が作業指示書を作成し、全体との矛盾がないかを責任者が確認する必要があります。

 

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社葬の知識

社葬(団体葬)は、企業(団体)が葬儀費用を負担するものですから、どの範囲を負担するか、そのケースについて役員会で取扱規定を決めておき、葬儀の都度これを役員会で決定し議事録に残します。

一般的には会社への貢献度により次のような規定が作られています。

1.死亡時より社葬終了時までの費用を負担する。(但し、戒名を対象とする布施を除く)

〔例〕会長・社長(退職後5年以内含む)、専務・常務(現職)

2.社葬当日の費用を負担する。(但し、布施など宗教儀礼に関する費用を除く)

〔例〕現職の役員、退職後3年以内の専務・常務、退職後8年以内の会長・社長

3.個人葬の費用のうち通夜接待費、火葬費、布施など宗教儀礼に関する費用を除いたものを負担する。

〔例〕功労のある社員で役員会が認めた者

※1.のケースで一切の費用を会社が負担するとあっても、一般的に死亡時の病院への支払い、授戒(戒名)に対するお布施、火葬費用は遺族の負担とするほうがよいでしょう。(戒名はあくまで個人に与えられるものですから、これに対するお布施は個人負担が妥当だとされています。)

 

〇お布施と領収書

社葬における宗教者への支出を企業の負担とする場合、企業にとっては領収書がほしいところですが、「お布施」は読経や葬儀執行への対価ではないので、お布施への領収書は出ないものとの理解があります。しかし、税法上は宗教法人の入金になるものですから、要請すれば領収書を発行してくれる寺院もあります。

 

〇社葬での香典の扱い

社葬は本来その費用を企業が負担するということですから、社葬で香典を受け取る場合には企業ではなく、喪家が受け取ります。香典は故人への弔意の表明という意味ですから、社葬であっても遺族が受け取るのが本来です。これに対するお礼は遺族の負担で行います。

死亡直後の個人葬では遺族が香典を受け取り、その後に行われる社葬では香典を辞退するという形態も見られますが、「社葬だから香典を辞退する」と決まっているわけではありません。会葬者が故人への弔意を表明したいとするのは自然なことですので、会計上の処理を明確にすれば問題ありません。

 

〇社葬での供花の扱い

近年、供花としては生花が多く用いられています。花環(関西では樒)は、地方では使用されていますが、全国的には場所的制約もあって減少する傾向にあります。社葬の場合には香典同様に辞退する傾向も見られますが、供花は現金ではないので入金上の問題は生じません。辞退するのは、並べ順で問題が生じかねないことや、社葬には会社が責任をもつという姿勢の現れからでしょう。

供花を受け付ける場合、その名札は芳名板に一括表示する方法が増える傾向にあります。最近では生花祭壇が増えたことから、名札付きでは祭壇全体のデザインを壊すおそれがあるという理由もあって芳名板方式が好まれるようです。並べ順で問題が生じないようにと、一括アイウエオ順に供花者名を掲示する方法がとられます。また名札付きの場合でも、正面の祭壇両側は避けて、式場の側面や入口付近に配置することが多くなってきています。

 

〇社葬の場合の社員の服装

社葬(団体葬)における当該企業(団体)の役員、社員の服装は、一般には葬儀委員長はモーニング、その他は略礼装(黒)となります。案内係などは役を示す腕章などを巻いて、一般の会葬者と一見して区別できるようにするのが望ましいでしょう。「お別れ会」方式の場合には、平服が一般的です。

 

〇他の会社の社葬に参列するときの服装

略礼服(黒)が一般的ですが、会葬者の側は遺族側と違って喪に服しているわけではないので、平服でもかまいません。喪服の用意がないからと略式に喪章をつける場合がありますが、本来は遺族側がつけるものですから参列する側は避けるのが賢明です。

 

〇参列者と一般会葬者の識別方法

参列者(葬儀式に式場に着席して参加する人)と一般会葬者の識別は、受付に参列者を識別できる当該企業の幹部を配しておきます。準備期間がある場合には、葬儀に参列していただく方には事前にカードをお渡しして、受付で指示していただくようにすると識別がスムーズです。また、受付には参列者名簿を供えておきます。受付を「葬儀式参列者受付」と「告別式会葬者受付」とに分けておく方法もあります。

 

〇社葬の葬儀委員長

社葬における葬儀委員長とは、社葬の代表責任者を表し、施主の役割をすると考えるのが最も妥当と思われます。一般に、現役の社長が亡くなった場合には後継する役員(専務が後継社長と決まっていればその専務)が務めます。中小企業などでは会長が亡くなった場合、その息子が現役社長というケースがあります。この場合には息子である社長を喪主、専務など他の役員から選んだ1名を葬儀委員長とするのが基本です。

 

〇社葬の組織編成

①葬儀委員

一般に役員がなり社葬の方針を定めます。葬儀当日は立礼(出口などで会葬者へのお礼をすること)を務めます。

②実行委員会(事務局)

葬儀委員の定める方針に従い、企画を立て準備の中枢となると共に、葬儀当日は司令部の役割を担います。コンセンサスを得やすいように人数はあまり多くなく5名前後、実行力のある中堅幹部を中心に組織します。

③広報係

連絡・通知文書、死亡広告の作成、プログラムやパンフレットの作成、マスコミ対応を行います。

④記録係

文書による記録のほか、写真やビデオによる記録を担当します。

⑤進行係

進行手順を管理します。

⑥受付係

受付業務を行います。来賓の識別などができるように幹部も配するとよいでしょう。

⑦案内係

式場内外の案内をします。

⑧接待係

来賓、親族、僧侶(宗教者)の接待を担当します。

⑨携帯品係

携帯品の一時預かりをします。

⑩式典係

献花などの式典の補助を行います。

⑪駐車・配車係

駐車場や配車の管理を行います。

⑫会計係

調達品等の会計その他を行います。

このほか、会葬後に会葬御礼品(粗供養)を渡すのであれば会葬返礼品係など、必要に応じて編成する必要があります。広報係と記録係を兼ねることもあるでしょう。このような組織編成については、非常時における全社的編成ですから、事前にマニュアル化しておくようアドバイスしておきたいものです。

〇社葬の日程の組み方

死後直後に行うケースと、日をおいて行うケースとがあります。日をおいて行うケースでは、死後直後にまず個人葬として行い、2度目の葬儀として社葬を行うことが多いようです。こちらは「社葬」とは言うものの、その実態は「告別式」あるいは「追悼式」になりますので、1ヶ月後の月命日、あるいは三十五日や四十九日に合わせて行うのも一つの考えです。近親者だけで火葬を済ませるいわゆる密葬方式をとれば、一応の準備・連絡がとれる1~2週間後あたりに骨葬形式での葬儀を設定できます。また、遺体をエンバーミング(遺体衛生保全処置)して防腐処置を施せば、遺体のままでも2週間程度の余裕が生まれます。

連絡については予め連絡先をリストアップしておくことが望ましいのですが、全てにいきわたらないこともあり、新聞の死亡記事や死亡広告の利用も考えられます。

〇社葬の宗教儀式

社葬では宗教儀礼の形をとるか否かは、本人の信仰した宗教に則り葬儀を営むか、公的なものから宗教によらないで営むか、という考え方の問題になります。社葬が1回目の葬儀として営まれるか、2回目かということも判断の要素になりますが、1回目であれば、死者本人の信仰に基づいて営まれるのが正当で、仮に故人が神道の信者であれば神葬祭になります。あくまで故人を弔うことが目的ですから、故人の宗旨は尊重したいものです。一方、2回目であれば、宗教儀礼を行わない、特定の宗教によらない方式も考えられます。これは会葬者を中心に据え、会葬者の信仰は多種多様であるのでこれを尊重するという考えからのことでしょう。

〇葬儀式と告別式

社葬では葬儀式と告別式を分けなければいけないというものではありません。しかし、会場が狭い場合には、葬儀式の部分と告別式の部分とを分けないと現実には難しいでしょう。また、宗教儀式としてきちんと葬儀式を営むのであれば分離するのが適当です。

〇焼香か献花か

告別の方式も、焼香か献花かどちらが適当ということではありません。全体を宗教儀式として行うのであれば、それぞれの宗教宗派に則ったお別れの方式をとるのが自然でしょう。キリスト教のカトリックでも焼香を献花と共に認めていることからわかるように、焼香=仏教ではありません。会葬者の数が読めないときには、献花よりも焼香のほうが合理的ではあります。

〇社葬のコンセプト

社葬は会社の責任で行う葬儀ですから、その姿勢が表れるところとなります。故人を会社としてどのように遇するかを外部に表すのですから、その姿勢をまず会社としてはっきりさせる必要があります。

❶生前に故人がお世話になったことへの感謝の表明

企業の人間として故人が、生前にさまざまな方にさまざまな形でお世話になったわけ

ですから、社葬という形で企業としてお世話になった方へのお礼をするということです。

❷故人の追悼

また、企業として、故人の会社への貢献に感謝するということです。故人の思い出や業

績を偲びます。

❸新しい関係づけ

「故人が亡き後も、会社をよろしくお願いします」と参列者、会葬者の方々にお願いすることです。

この3点を基本に、会社らしさや故人の人となりが現れる形で行うのが望ましい社葬のあり方であると思います。

〇遺族への配慮

社葬でトラブルが起こる可能性があるのは、遺族との関係においてです。あくまで社葬だからと遺族を無視して事を進めると、心理的な確執が生じる可能性があります。主体は会社にあるものの、遺族の意向も確かめて、あるいは決まったことをまめに報告して、けっして遺族を疎外しないよう注意する必要があります。

〇トップの了承

社葬の実際の準備や運営は実行委員会を中心に進めることになりますが、最初の方針決定や準備途中で重要なことは、会社のトップの方針を確認しながら進める必要があります。

社葬はあくまで会社の行事ですので、会社のトップの関心は当然のことながら大きなものがあります。担当者がよかれと思って独断で進めるのは危険です。祭壇のデザインはもとより、弔辞をお願いする人、指名焼香する場合にはその順番に至るまで、企画の都度にトップの了承を得る必要があります。

葬祭業者にすれば、打合せは実行委員会メンバーと行うケースがほとんどです。しかし、そこが最終決定機関でないことを頭に入れ、企画書の形にして、常に後で当該企業が社内で検討できる形にして提出しておくことが必要です。

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社葬の位置づけ

〇社葬(団体葬)とは

「社葬」「団体葬」とは規模の概念ではなく、運営の責任を負うのが企業(団体)であればそれが「社葬(団体葬)」です。たとえ小規模の葬儀であっても企業が葬儀費用を負担して行う場合は社葬となります。つまり、「個人葬」と「社葬」の区別は、費用負担および運営の主体が個人(遺族)であれば個人葬で、それが会社(団体)であれば社葬(団体葬)となります。社葬には大型の葬儀が多く、準備期間が必要ですから、死亡直後には遺族中心の個人葬を営み、2~4週間後に改めて社葬を行うことがあります。この場合、亡くなった直後の葬儀の費用を企業が負担し、実質は社葬でありながら、名目上は遺族が出す個人葬とすることもあります。また、中小企業のオーナーが亡くなった場合には、費用を遺族が負担し、運営は企業が責任をもつ「社葬」が行われることがあります。これは、葬儀費用が相続財産から控除されるので、費用は会社ではなく遺族が負担するほうが有利という判断から行われるもので、こういった名目的な社葬もあります。

2000年代になって特に増えてきたのが「合同葬」と「お別れ会」方式の社葬です。一般に「合同葬」方式は死亡後1週間程度以内に個人葬と社葬とが合同で行われ、「お別れ会」方式は個人葬を済ませた後に別個に行われる傾向にあります。企業(団体)が運営および費用の負担を行うのであれば、名称は変化しても社葬(団体葬)です。

〇「喪主」と「施主」

「喪主」は祭祀を執り行う者、または祭祀権の承継者のことで、遺族の代表者をさします。これに対し「施主」は「布施する主」を意味した言葉で、葬儀費用を負担し、葬儀を運営する責任者のことです。

社葬では企業が費用を負担し、運営の責任をもつのですから、施主は企業ということになります。個人葬の場合には一般的に喪主=施主ですが、社葬の場合には異なります。

〇「密葬」と「本葬」

本来「密葬」は近親者だけで葬儀を行い、広く告知や案内を行わない葬儀のことです。ですから、密葬には葬儀式はあっても告別式はありません。

社会的影響力のある人が亡くなった場合には準備や告知の必要から、死亡直後には近親者だけで密葬を行い、後日に告知や案内をして葬儀を行うことがありますが、この葬儀を「本葬」と言います。しかし、実際には「密葬」と言いながらも告知することがあり、この場合に「密葬」と呼ぶことは本来の意味からは適当ではありません。「個人葬」~「社葬(団体葬)」としたほうが誤解が少ないように思います。

〇「合同葬」とは

葬儀費用および運営の負担が複数の企業または団体によって行われる葬儀が「合同葬」です。例えば故人が○○会社の社長であり、かつ△△協会の会長であったとします。○○会社と△△協会が共に葬儀費用と運営の負担をして行う葬儀は「合同葬」になり、「○○会社と△△協会の合同葬」と呼びます。

近年特に増えてきた形式に遺族と会社の合同葬があります。「合同葬」は遺族(個人)のなす葬儀と企業(団体)が行う葬儀とを一緒に行うケースです。この場合、その費用と運営の責任が企業(団体)にあれば実質は社葬(団体葬)ということができます。「○○家、○○会社合同葬」と表示されます。

〇葬儀全体の中での社葬の位置づけ

死亡直後の個人葬(密葬)と区別して本葬として行う社葬(または最近流行の「お別れ会」)

は、まさに会社の行事として行うもので、「社会的な死の確認儀礼(告別式)」を独立させたものと理解することができます。僧侶による引導などの宗教儀礼はすでに個人葬における葬儀式でなされているのが普通ですから、本来は社葬全体が告別式であると考えるのが合理的です。こうした意味からいえば社葬を「お別れ会」という名称で行うのはおかしいことではありません。(「お別れ会」は社葬に限った概念ではなく、葬儀式と告別式を別個運営する場合のことです。無宗教というよりは宗教儀礼を伴わない形態の告別機能に重点を置いたものと言うことができます。)

〇社葬(団体葬)の一般的な進行

※個人葬がすでに営まれていることを前提にします。

❶遺骨の出迎え

遺族が式場に遺骨を抱いて入場するのを社員が出迎えます。

❷参列者入場

参列者を式場に案内します。

❸式典

一般に「葬儀式」と呼ばれるものです。法要や式典が行われます。

❹告別式

一般会葬者による焼香(献花)が行われます。

❺社員への挨拶

運営を手伝ってくれた社員へ葬儀委員長や遺族代表から挨拶が行われます。

❻遺骨退場

遺族に抱かれた遺骨が式場から退出するのを社員で見送ります。

〇「お別れ会」方式

1.宗教儀礼を伴わない。

2.形式ばらない自由な運営。

3.故人との別れ、遺族の悲しみへの共感を主体とする。

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グリーフワーク

〇グリーフワークとは

「グリーフワーク」は葬儀の機能として近年注目されているものです。愛する家族の一員を喪った家族は、悲しみに襲われます。これは特別なことでも病気でもなく、自然なことです。この悲しみは悲しむことにより自然に治癒されていきます。この遺族の悲しみの営みを「グリーフワーク」と呼びます。

グリーフワークは直訳すると「悲しむ作業」です。グリーフは英語で、通常の悲しみとは別の、特に死別などで引き起こされる深い悲しみ、非嘆を表す言葉です。

葬儀は、遺族の心の深い悲しみを思いやり、グリーフワークに役立つものとなることが大切です。このためには死別によって引き起こされる悲しみとはどんなものかを知る必要があります。

〇死別の非嘆の様々な局面

亡くなる人と深い愛情関係に結ばれていた家族、あるいは、突然の死に出会った家族が、死と対面してたどる心理的プロセスは次のように理解されます。

※以下は、E・キューブラー・ロス『死ぬ瞬間』により、死を告知された末期患者の心理プロセスの骨格を参考にしながら、野田正彰『喪の途上にて』、A・デーケン『死とどう向き合うか』などを参照にしてまとめたものです。

〔第1段階  衝撃〕

ショックを受けて取り乱す人、あるいは、ショックによって現実感覚が一時麻痺状態に陥る人がいます。表面的には平静ですが、内面ではショックを受けており、平静状態と呆然状態が交互に現れる例もあります。

〔第2段階  否認〕

死亡の事実そのものを認めず、きっとどこかに生きていると思いこんでいたり、あるいは、死亡の事実は一応客観的に認識してはいたりするものの、主観的にはまだ生きているという思いが行き来している状態です。

〔第3段階  パニックや怒り〕

自分が制御できなくなりパニック状態に陥ったり、あるいは理不尽で不当な運命に対して激しい怒りが生じたりします。この怒りを制御したり、内にとどめておくと、怒りは反転して自分に向かい、自己破滅に陥ったり、心身の健康を損なったりする危険性があります。

また、周囲の人々や死者に対して敵意の感情を抱いたり、心身の健康を損なったりする危険性があります。

また、周囲の人々や死者に対して敵意の感情を抱いたり、死者に対する自分の過去の行為を悔い、「あんなことしなければよかった」「ああすればよかった」と罪の意識に苛まれたりすることがあります。

〔第4段階  抑鬱と精神的混乱〕

空想の中で死者がまだ生きていると思い込んで、そのように実生活でも振る舞ったり、孤独感に襲われて人間嫌いになったり、気が沈んで引きこもってしまったりします。また、やる気を失い、何をしていいかわからない状態になることがあります。この抑鬱状態はしばしば長く続きます。

〔第5段階  死別の受容〕

つらい現実をみつめ、死の事実を受け入れようとし、ユーモアや笑いを取り戻すことにより、悲しみから立ち上がる状態です。

もちろん、全ての人がこれらの段階をそのまま辿るとは決まっていません。また、言葉で「悲しみ」と表現しても、死別の悲しみの表れ方は多様です。しかもこれは死別に出会った人が陥る自然な心理状態であって、けっして病気ではないということを理解する必要があります。

人の死とは、愛する人にとって心を揺り動かすほどの大変なできごとなのです。

〇悲嘆の処理に失敗する危険

多くの人は葬儀、四十九日、百ヵ日、一周忌という喪のステージ(段階、場面)を踏むにつれて、悲しみの状態を乗り越えて、日常生活に復帰できる状態になります。かつての喪のステージは、死別した遺族の心情に合致したからこそ受け入れられたシステムだったと言えるかもしれません。

しかし、全ての人がこうした辛い悲しみの過程(=グリーフプロセス)を無事通過できるとは、限りません。悲しみを無理に抑制することにより、心身に異常を来して心身症に陥ったり、いつまでも悲しみの状態にとどまったり、あるいは自己破壊から自殺衝動に走ったりする危険性があります。

その徴候は、悲しみ、怒り、敵意を表現しなかったり、異常な科目状態に陥ったり、重篤な睡眠障害に陥ったり、自尊心が失われたり、罪意識をもつ対象が死者以外のものにまで広がったりすることに現れます。こうした状態に陥った場合、精神科医などの専門家の診療を受ける必要があります。

〇死別の非嘆のケア(グリーフケア)

死別によって強い悲嘆に陥っている人へのケア(=グリーフケア)の仕方にマニュアルはありません。個別状況の違いが大きいのです。そのことを理解したうえで次の原則を頭に入れておく必要があります。

1.「忘れろ」「がんばれ」「しっかりしろ」は避ける

悲しみにある人に、悲しい事実を忘れることを強いるのは一般にマイナスになります。むしろ悲しい事実をみつめることが大切です。また、「がんばれ」「しっかりしろ」は励ましのつもりでしょうが悲しみにある人にはかえって負担が大きいのです。むしろ悲しみの状態を理解してあげることが必要です。

2.話を聞いてあげる

悲しみの中にある人に大切なのは、説教したり、助言したりすることではありません。同じ目線に立って、その人の想いを静かに聞いてあげることです。しかし、無理して話をさせることは逆効果になることもあります。相手が話したいときに、その人の想いを吐き出させ、怒りに対しても遮るのではなく、その怒りを発散させることが必要です。

3.一人にしない

孤独感が強い、周りの人に敵意を抱く、そんな状態のとき大切なことは、気をつけて側にいてあげることです。監視するのではなく、その人の側に静かに寄り添ってあげることが必要です。

4.悲しみを避けない

子どもを交通事故で亡くした親にかわいそうだからと傷ついた子どもに会わせない、あるいは残酷すぎるからと火葬場に行かせない、などというのは周りの配慮から出る行動ですが、時折、これが逆効果になり、遺族の死の現実をなかなか受け入れられない結果になることがあります。本人が望むのであれば遮らず、辛い現実であっても対面させることが大切です。

親を亡くした子どもにも「長い旅に出た」「お星さまになった」と現実をあいまいにして説明するのではなく、子どもが真実を知ることを望むなら「死亡した事実」をきちんと説明すべきです。親を喪った子どもは、死の悲しみを論理的に表現できないことがあります。しかし、感情としては理解しており、不安・悲しみが行動などにさまざまな形で現れ、情緒が不安定になったり、暴力的になったり、落ち着きを失ったりします。注意して見守る必要があり、悲しみを表現させる努力が必要です。

5.自分の悲しみの体験を分かち合う

ケアする人が家族の死に出合った体験をもっているのであれば、自分の体験した悲しみを思い起こし、その気持ちを大切にして相手に接することで、しばしば共感し合うことができます。また、そうした体験のない人も自分の場合のことを想像して、その立場で相手に接するとよいでしょう。

6.事務的煩雑さの負担をかけない

死後の事務的な処理が煩雑で、負担になるようでしたら、周囲の人が代行して、その人の気持ちの負担を軽減してあげることは大切なことです。しかし、もしその人が、それをすることを心から望むならば、代行を申し出ることがあっても、無理やりその仕事から引き離すことはマイナスになることがあります。

7.笑いや休息は不謹慎ではない

悲しみにある人が通夜や葬儀の場で他人の冗談に笑っても、疲れて休息をとっても「不謹慎である」と非難してはなりません。本人が自然に行うことであれば、悲しみというストレスには、笑い、ユーモア、休息は必要なことである、と理解すべきです。

8.健康管理に気をつける

遺族は不眠に陥ったり、しばしば健康を害しやすくなったりします。健康に注意することと、適切な運動が必要となります。

〇グリーフワークの今日的状況

家族分散や核家族化が進み、同じ家族であっても同じ程度の悲しみを体験するとは限りません。ある人々は死を納得し、それほどの悲しみも感じない一方で、少数の特定の家族だけが深い悲しみにおちいることがよくあります。誰が悲しみを抱えているか、よく注意する必要があります。

また、最近は長い介護の末に亡くなる方が増えています。かぞくが医師から早い段階で死の告知を受けている場合、入院中のまだ生きている段階なのに、死別の非嘆が家族を襲うこともあります。

さらに、老人ホーム、老人病院、その他の医療機関に長期入院の末に亡くなったときには、死別の非嘆が家族を襲うのではなく、付き添いの人、看護師など家族以外の人に現れるような事態もあります。そのた、家族よりも親しくしていた友人などに悲嘆現象が生じることもあります。

葬儀の場面においては、家族だけでなく、こうした悲しみを体験している死者と身近な人の心にも配慮する必要があります。

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